気分次第


by tohfucat

地名の中に歴史をみる その3

 昨日の夕方、鹿児島県吾平で土砂崩れがあった。九州農政局の水利事業所が機材搬入用の取り付け道路を作っていたという事で、一部で山の斜面を削り、盛り土をしているところもあったという。これは工事が原因の事故と考えられるが、このニュースを見て思い出したことがある。

 昔は『崩レ』『滑ル』などの入った地名が多くあったらしい。が、それらの文字が縁起が悪いということで、いつしか消えていった。
 これらの文字が無闇に使われているはずもなく、昔土砂崩れなどがあった土地である事を示している。区画整備などで洒落た名前の住宅地になったものの、結局土砂崩れで家が流されてしまった・・・などということもあったようだ。

 地名の由来をさかのぼってみると、次のように分類できる。
  1) その地域の位置を示すもの
  2) その地形・地貌を示すもの
  3) その地域の開拓の歩みを示すもの
  4) その地域の歴史・伝承を示すもの
  5) その他

 昔からの地名に込められた意味を、再度考え直してみるのもいいのではないだろうか。


 そういえば、もうひとつ思い出したことがある。
『梅』とつく地名は日本全国にたくさんあるが、その殆どが池や沼、田んぼなどを埋めて出来た土地であるらしい。
 つまり、もともとは『埋め』だったわけだ。全てがそうと言う訳ではないだろうが・・・
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by tohfucat | 2005-02-09 21:44 | 地名